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「なぜ、餃子がいま儲かるのか?」【動画解説付き!餃子テイクアウト専門店をご紹介!!】

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1、ご挨拶

船井総研フード支援部の玉利信です。

直近、弊社会員企業各社の売上動向を確認していますが
緊急事態宣言の発令されている地域以外でも
やはりコロナ第3波の影響を色濃く受けている状況です。

本コラムをご覧の経営者の皆さまにおかれましても
非常に厳しい戦いを強いられていることと思います。
特に居酒屋をはじめとするディナー営業がメインの店舗は
一段と厳しい状況かと思います。

2、餃子専門店開業のストーリー

このように外食企業が軒並み苦戦している中
第2事業として「生餃子のテイクアウト専門店」を
立ち上げて、順調に会社を成長させている
知られざる優良企業が兵庫県にあります。

それが、今回解説する、株式会社吉蔓さまです。
同社は兵庫県三田市で、昭和27年創業で
精肉小売・卸が主力の会社です。
本業以外の収益事業を創りたいという想いから
3代目の現社長である吉田明広氏は
2018年から生餃子のテイクアウト専門店を開業しました。


【社長の生インタビュー付き動画はこちら↓↓】

3、餃子専門店の差別化のポイント

はじめは本社兼、精肉小売店である自社物件内にて
1号店をスタートさせた吉田氏は
商品力の安定化・磨き込みを重ねていき
2019年春に1号店の売上が軌道に乗り始めた
時点で2号店の開業準備に取り掛かりました。

そして、2019年11月にオープンさせたのが
今回のメルマガのタイトルにも記載されている
「安定月商400万円(税抜)」という
生餃子のテイクアウト専門店としては
驚異的な売上を誇る
同社2号店となる新月宝塚店です。

この宝塚店は
立地としては人口22万人の兵庫県宝塚市内の
車通りの多い一般道から見えるが一步外れている
土地に建てた、建坪7坪で駐車場4台という
とても小さな店舗です。

駐車場に立てられた大きな看板には
「生餃子専門店」「毎日包みたて」と大きく書かれており
何屋かがひと目で分かる店頭づくりをされています。

そして店内では餃子の製造機械を使った
毎日包みたての「生餃子」を40個1000円(税抜)にて
販売しており、それが近隣の主婦層から支持を得ています。

4、コロナ禍でも収益をあげられるビジネスモデル

昨年の初夏の緊急事態宣言下では、さらに
一段と高い売上高を記録した新月宝塚店は
緊急事態宣言が解除されたその後も
安定月商400万円(税抜)を売り上げています。
このときの償却前営業利益は約100万円(税抜)
残っているということで、非常に収益率も
高い事業に昇華できていることが伺えます。


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担当者

リーダー代行

玉利 信たまり まこと

「外食の楽しさを伝える」という使命のもと、船井総研に入社。
1店舗~年商50億規模の外食企業まで、全国のカフェや居酒屋などの外食業を中心にコンサルティングを実施。直近は「コーヒー専門店」や「カフェ」の立ち上げや活性化を通して事業成長をしていくためのコンサルティングを多く手掛けている。
新規開業・店舗開発から、既存店リニューアル(メニュー、店頭、販促など)まで一気通貫で経営支援を行っている。特に数値分析を基にしたコンサルティングによって、大手企業や異業種からの外食業界参入企業からも支持されている。

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