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コーヒー豆のサブスク会員600名超え!コーヒー豆専門店の取組み成功事例

皆さまこんにちは。
地方創生支援部の玉利(たまり)です。

こちらのメルマガで成功事例として何度か紹介している、札幌の宮の森アルケミストコーヒーさんの成功事例をご紹介します。

宮の森アルケミストコーヒーさんは、ご夫婦での開業から4年目となる、まだ新しい店舗です。小さな1号店からスタートし、毎年確実に売上を増やしており、カフェではなくコーヒー豆の小売中心のお店としては全国でも繁盛店水準となる月商水準にまで成長されております。

いままでのコーヒー豆販売店は、住宅街立地の自宅の1Fなどに店舗を構えて細々と半分趣味状態で経営しており、10年ほど経つとようやく月商100万ほどになって、安定してきたなぁと、おっしゃるようなオーナーさんが非常に多いような業界でした。

ところが、宮の森アルケミストコーヒーさんでは、戦略的な物件選びに加えて、いまでは売上の約50%を、コーヒー豆のサブスクで構成する安定経営の体制を早期に実現することで、年々売上が上がっていき、かつ「来月も確実にこの売上は見込める」というある意味安心できる経営状態をもつくっています。

サブスク制度は、サブスク会員数×単価設定の度合いによって、毎月安定的に売上が見込めるため、サブスク会員を増やすことで営業計画や製造計画が立てやすくなります。一方で、懸念点としてはサブスク会員になってもらうためにディスカウントをすることによる利益率の悪化がまず挙げられます。

では、宮の森アルケミストコーヒーさんのサブスク制度はどのような制度でしょうか。
同社のサブスク制度は「ALCHEMIST HOME-もっと豊かに、もっとお得に-」という名称で呼ばれており、以下の4つの特典があります。
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1.すべてのお豆が1袋“1500円”の特別料金になる(希少な高級銘柄も一定料金)
2.お豆のお渡しは“もっと便利に”(クレジットカード決済でお店でのお支払無し)
3.テイクアウトドリンクは“特別半額料金”(ご来店の度に何度でも半額)
4.“贈答用のご購入”も1袋すべて1500円(2袋(400g)から何度でもOK)
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お客様にとっては、例えばウガンダ1袋2390円+ニカラグア1袋2740円=定価5130円(税抜)であっても、本サービスを利用することで1500円×2袋=3000円(税抜)※全銘柄均1500円均一
となる、お得なサービスです。

1日1杯飲む方向けの「2袋コース(200g×2袋)」なら1ヶ月3000円、、、年間最大割引額は29,760円となり、最大杯数目安である1日4杯飲む方向けの「5袋コース(200g×5袋)」なら1ヶ月7000円、、、年間最大割引額は80400円となります。

これは、元々の売価設定自体は市場価格に合わせた適正価格ではありますが、コーヒー豆の原価率が低く、さらに自家焙煎をすることでより低い原価率で元々運営できているので、ここまでのお得感を演出することができる、という理由があります。

そして、インスタントコーヒーなどの簡単なコーヒーではなく、ちょっと手間がかかってもいいから美味しいコーヒーを飲みたい、というように、高品質なレギュラーコーヒーを自宅で日常的に飲む方が増えている、という業界動向も、この宮の森アルケミストコーヒーのサブスクが支持を受けている背景としてあります。

さらに、サブスク会員なら、テイクアウトドリンクが半額になったり、クレジットカードで決済は済んでいるので、店舗に行ったらすぐに受け渡しできる、というのも、航空会社のマイル制度さながらの、良い“えこひいき”となり、好評となっております。

このように、家庭向けのコーヒー豆の小売を中心としたビジネスモデルは、全国で繁盛店事例が生まれつつあります。1拠点で年商約9,000万円まで成長している会社さんもいらっしゃいます。東京や大阪などの大都市ではない地方都市を中心に8店舗展開する会社さんや12店舗展開する会社も出てきています。
また、ブランドとしての成長が好調なため、良い物件と巡り合ったタイミングに絞って、観光地でのカフェやコーヒー豆の小売専門サテライト店舗の出店を続けている会社さんもいらっしゃいます。

そして、札幌の郊外ロードサイド、閑静な住宅街にあるコーヒー専門店「宮の森アルケミストコーヒー」は札幌市内でコーヒー専門店としては後発参入で、全くのゼロからのスタートでしたが、4年目の営業が終了した現在は、、
①「サブスク会員」600名を突破!
②サブスクと卸の売上で全体売上の7割ほどを獲得する「安定経営」!
③店舗の営業は週4日×4時間のみ、スタッフの労務負担を軽減した「超効率運営」を実現!

というふうに、決して競合が少ないわけではない札幌市内においても、順調なコーヒー専門店経営を実現されています。

「新規参入すべき、小さな自家焙煎コーヒー専門店」として、繁盛店化する事例が全国的に出始めました。
Q.初期投資はいくらかかるの?
Q.うちの立地でもできるの?
Q.どれくらい儲かるの?
Q.はじめてだけど運営できるの?
などなど、気になるポイントについてしっかりと解説をしています。
実際にコーヒー専門店事業を展開されている会社さんや、船井総研の専門コンサルタントから直接コーヒー専門店ビジネスについてお伝えします。

2024年からの経営を考える際の一助にもなります。
ぜひ足をお運びください。

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担当者

リーダー代行

玉利 信たまり まこと

「外食の楽しさを伝える」という使命のもと、船井総研に入社。
1店舗~年商50億規模の外食企業まで、全国のカフェや居酒屋業態を中心にコンサルティングを実施。直近は「コーヒー専門店」や「餃子専門店」の立ち上げや活性化を通して事業成長をしていくためのコンサルティングを多く手掛けている。
飲食店の店舗開発から、既存店リニューアル(メニュー、店頭、販促など)まで一気通貫で経営支援を行っている。特に数値分析を基にしたコンサルティングによって、大手企業や異業種からの外食業界参入企業からも支持されている。

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