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お芋スイーツ専門店
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コロナ禍でも地元需要を獲得して売上を伸ばすには?既存設備を活かしてできるお芋スイーツ専門店
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の正村でございます。
本日は、2月のスイーツ研究会でもお話しさせていただいた、
・既存店の設備を使って小投資ででき、
・地元客を獲得でき、
・緊急時にも売上変動が比較的少ない、
直近でも成功事例の出てきているお芋スイーツ専門店についてご紹介させていただきます。
もう1年以上にわたって続いているコロナ禍で、菓子業界では主に立地によってその影響の度合いに差が見られています。
業績の良し悪しを○、△、×の三段階で表すとすると、
・観光地:×
・都市部や百貨店、駅空港など交通系の売場:△
・地方、郊外:○
となっているのは皆様もご承知の通りかと思います。
特に調子が良いのは地元の需要をしっかりと取ることのできている路面店で、弊社ご支援先の例でも2020年/2019年比で売上プラスになっているケースが多くございます。実際に私がお伺いしている東京の洋菓子店(23区内ですが住宅地にあたるエリアの店舗)では、百貨店等への卸は減少したものの、店舗売上は直近2021年1月で昨対150%というところもございました。
コロナ禍でのプチ贅沢、家にいる時間増に伴う日常的なおやつ、そうした需要を満たせるものが売上を伸ばしています。
一方で、観光地など展開されている場所によっては苦戦を強いられているお客様が多くいらっしゃるのもまた事実です。
そのような方々に向けて、あるいは今以上にもっと業績を伸ばしたいと考えられている方々にも、既存の厨房設備を活かしながら上記のような地元需要を掴むために低投資でできるモデルとして、お芋スイーツの専門店業態をご紹介させていただきます。
コロナ等の影響で売上不振、集客に苦戦しておられる店舗様の場合、厨房の稼働率が下がっている状況を逆手に取れば、二毛作のように新しい商品づくりを行う余地がございます。
お芋スイーツというのは、サツマイモをメイン商材として利用する
・焼き芋
・大学芋
・芋けんぴ
・お芋チップス
・お芋のモンブラン
などのことを指しており、その多くがオーブン、冷凍機、フライヤーといった、一般的な厨房に備わっている設備を使って製造することのできるものです。
これらのアイテムを厨房の空き時間に製造し、日常的に地域の人が集まりやすい場所に食パンの販売所よろしく、数坪程度のサテライト店舗として売場を構え、そこに商品を運んで販売することで投資を抑えて新たな客層に向けての売上を作っていくことが可能です。
主力となる焼き芋はスーパーや最近ではコンビニにでも目にする機会がある、消費者に馴染みある商品です。無理に高い値付けをせずとも粗利率70~80%を獲得することのできる焼き芋は、仕入れたお芋をオーブンで焼くだけで提供でき、冷凍保存も効くため計画的な製造を行うことが可能です。また夏場でも冷やし焼き芋として販売することができるため、意外に年中売上を獲得することもできます。
そんな焼き芋を主軸に、サブアイテムとして大学芋、芋けんぴやSNS受けの狙えるお芋のモンブランなどの商品を持っていただくことで、集客力を強め、地元のお客様を集めることができる業態になります。地元の需要を獲得していこうとすると、少し商品ラインナップを多めに持っていただくことも重要ですので、その点でも派生商品を多く作れるお芋スイーツは適していると考えています。
実際にそのような業態は多く出てきており、直近弊社でお手伝いさせていただいた事例では、1月に大阪の周辺人口1万3千人ほどのエリアでお芋スイーツの店舗を出店いただいたところ、連日日販20万円ほどを売上げて毎日売切れ状態となっています。
また、同じく大阪のとある商店街に以前からあるお芋スイーツ専門店では、焼き芋アイスやお芋パフェなどの商品がSNSで拡散され、その投稿件数は3万件を超えているほどの人気を集めています。コロナ禍でも地元商店街の雰囲気には少し不似合いな若年層や女子大生が多く訪れているなど、お芋スイーツの集客力に驚かされます。
このように、既存の設備を活かした形で低投資で出店を行うことで、地域の需要を新たに獲得し、コロナ禍でも売上を作っていくことのできる業態が、お芋スイーツの専門店です。
ご参考になれば幸いです。
今号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なお、より詳細な内容を知りたいとお考えの皆様に向けて、弊社ではお芋スイーツ専門店ビジネス参入セミナーを開催しております。
オンラインセミナーのため、端末と通信環境があればどちらからでもご参加いただけますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加くださいませ。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/068867
船井総合研究所の正村でございます。
本日は、2月のスイーツ研究会でもお話しさせていただいた、
・既存店の設備を使って小投資ででき、
・地元客を獲得でき、
・緊急時にも売上変動が比較的少ない、
直近でも成功事例の出てきているお芋スイーツ専門店についてご紹介させていただきます。
もう1年以上にわたって続いているコロナ禍で、菓子業界では主に立地によってその影響の度合いに差が見られています。
業績の良し悪しを○、△、×の三段階で表すとすると、
・観光地:×
・都市部や百貨店、駅空港など交通系の売場:△
・地方、郊外:○
となっているのは皆様もご承知の通りかと思います。
特に調子が良いのは地元の需要をしっかりと取ることのできている路面店で、弊社ご支援先の例でも2020年/2019年比で売上プラスになっているケースが多くございます。実際に私がお伺いしている東京の洋菓子店(23区内ですが住宅地にあたるエリアの店舗)では、百貨店等への卸は減少したものの、店舗売上は直近2021年1月で昨対150%というところもございました。
コロナ禍でのプチ贅沢、家にいる時間増に伴う日常的なおやつ、そうした需要を満たせるものが売上を伸ばしています。
一方で、観光地など展開されている場所によっては苦戦を強いられているお客様が多くいらっしゃるのもまた事実です。
そのような方々に向けて、あるいは今以上にもっと業績を伸ばしたいと考えられている方々にも、既存の厨房設備を活かしながら上記のような地元需要を掴むために低投資でできるモデルとして、お芋スイーツの専門店業態をご紹介させていただきます。
コロナ等の影響で売上不振、集客に苦戦しておられる店舗様の場合、厨房の稼働率が下がっている状況を逆手に取れば、二毛作のように新しい商品づくりを行う余地がございます。
お芋スイーツというのは、サツマイモをメイン商材として利用する
・焼き芋
・大学芋
・芋けんぴ
・お芋チップス
・お芋のモンブラン
などのことを指しており、その多くがオーブン、冷凍機、フライヤーといった、一般的な厨房に備わっている設備を使って製造することのできるものです。
これらのアイテムを厨房の空き時間に製造し、日常的に地域の人が集まりやすい場所に食パンの販売所よろしく、数坪程度のサテライト店舗として売場を構え、そこに商品を運んで販売することで投資を抑えて新たな客層に向けての売上を作っていくことが可能です。
主力となる焼き芋はスーパーや最近ではコンビニにでも目にする機会がある、消費者に馴染みある商品です。無理に高い値付けをせずとも粗利率70~80%を獲得することのできる焼き芋は、仕入れたお芋をオーブンで焼くだけで提供でき、冷凍保存も効くため計画的な製造を行うことが可能です。また夏場でも冷やし焼き芋として販売することができるため、意外に年中売上を獲得することもできます。
そんな焼き芋を主軸に、サブアイテムとして大学芋、芋けんぴやSNS受けの狙えるお芋のモンブランなどの商品を持っていただくことで、集客力を強め、地元のお客様を集めることができる業態になります。地元の需要を獲得していこうとすると、少し商品ラインナップを多めに持っていただくことも重要ですので、その点でも派生商品を多く作れるお芋スイーツは適していると考えています。
実際にそのような業態は多く出てきており、直近弊社でお手伝いさせていただいた事例では、1月に大阪の周辺人口1万3千人ほどのエリアでお芋スイーツの店舗を出店いただいたところ、連日日販20万円ほどを売上げて毎日売切れ状態となっています。
また、同じく大阪のとある商店街に以前からあるお芋スイーツ専門店では、焼き芋アイスやお芋パフェなどの商品がSNSで拡散され、その投稿件数は3万件を超えているほどの人気を集めています。コロナ禍でも地元商店街の雰囲気には少し不似合いな若年層や女子大生が多く訪れているなど、お芋スイーツの集客力に驚かされます。
このように、既存の設備を活かした形で低投資で出店を行うことで、地域の需要を新たに獲得し、コロナ禍でも売上を作っていくことのできる業態が、お芋スイーツの専門店です。
ご参考になれば幸いです。
今号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なお、より詳細な内容を知りたいとお考えの皆様に向けて、弊社ではお芋スイーツ専門店ビジネス参入セミナーを開催しております。
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